先日、当院研修室にて『在宅ホスピスを語る会』を開催いたしました。
この会は福岡県からの委託事業として年に1回この時期に開催しております。
(↑↑受付嬢)
第1部は山茶花在宅クリニック院長の宮崎信裕先生より
『対応に苦慮した末期がんの症例』と題し、
先生が開業して間もない頃の症例についてお話しいただきました。
質疑応答のコーナーでもたくさんの方からの質問に、
在宅や施設での看取りに皆さんが興味を持たれていることを
改めて実感いたしました。
次に、『看取りの体験談』ということで、
患者さんのご家族より当時の気持ちや今の気持ち
実際に在宅看取りを行った上でのいろいろなお話をしていただきました。
まだ悲しみが冷めぬ中、快くお引き受けいただいたご家族の方に感謝いたします。
続いて第2部です。
まずは当院の緩和ケア病棟師長と事務長及びボランティアの方々による
ミニコンサートで心和ませていただき
『在宅医療における薬局薬剤師の役割』ということで
福岡市薬剤師会 在宅・介護委員長の小庄修明先生よりご講演いただきました。
その後、約30分間の意見交換会を行いましたが、
在宅看取りにはやはり多職種連携が必要で
いろいろな職種の方がそれぞれの立場で
様々な問題を抱えているのが現状です。
今後もこのような会で多職種がディスカッションすることにより
患者さんにとってより快適で利便性の高い在宅ケアが実現できればと感じました。
今年は会終了後に、「すごく有意義な会でした」「今日は来て良かったです」
といった生の声を参加者の方々から直接聞くことができました。
参加いただいた皆様方、どうもありがとうございました。。。
<ホームページ委員 吉田>