今回は、リハビリテーション部のタナベセラピー研修会について紹介します。
まだまだ、聞き慣れない言葉かもしれませんが、
『タナベセラピー』とは、麻痺肢の反復使用に耐えうる運動機能を至短時間に
回復させるための複数のスキルを総称したものです。
最近では、全国的にも普及し始めています。
那珂川病院 リハビリテーション部においても、積極的に取り入れている手技でもあります。
先日のことですが、他の医療機関のリハビリスタッフの方をお招きして、
タナベセラピーの研修会を開催しました。
研修会には、片麻痺の方々にもサポーターとして参加して頂き、
講義と実技を中心に行い、たいへん有意義な研修となりました。
参加した職員は、外部から参加された方々と切磋琢磨し、
また、サポーターとして参加された片麻痺の方々と意見を交換しながら、
訓練技術の向上に励みました。
那珂川病院 リハビリテーション部では、
今後も多種多様な交流を続けながら、更なる技術の飛躍に向けて、
そして日々の臨床において、
目の前の患者さんに、より良い訓練が提供できるように頑張ってまいります。
<リハビリテーション部 作業療法士:木村>