緩和ケア病棟のスタッフステーションにて先月から始まった
月江医師の講話(30分/月1回)に参加してきました。
ちなみに、月江医師のことを簡単にご紹介しますと
お寺の副住職の肩書きを持つ僧侶ドクターなのであります。
というわけで、病棟スタッフから出てきたテーマは『死生観』。
なんと、『先生、'死生観'について話してください!!!』というオーダーが出たのです。
しかしそこは月江医師!!!
仏教の観点から聞き慣れない言葉でわかりやすくお話をしてくださいました。
どんな内容だったか???
えーーーっ!!!!!
そ・それは・・・
エッヘン!!!
(説明するの難しぃーーーーーデス(ー_ー)!!)
とても心温まる有り難い内容でした。
次回は聴いた内容を伝えれるよう頑張りま~す\(~o~)/
<ホームページ委員 吉田>
「世界ホスピス緩和ケアデー(10/12)」を最終日とした1週間
平成25年度は10月6日(日)~12日(土)を「ホスピス緩和ケア週間」とし、
毎年、全世界でホスピス緩和ケア啓発のためのイベントが開催されます。
当院でも、『お月見会』において、ふれあい体験を企画いたしました。
入院患者さんに昼間にお月見をしていただこうというこの『お月見会』
まずは"弥永西ドレミの会"鐘ヶ江さんのピアノ演奏に合わせて
懐かしい季節の歌2曲を患者さんたちと合唱しました
入院患者さんが2人の弟子(看護師)を率いて
得意の"皿回し"を披露してくださったり、
当院職員による"寸劇"が披露されました
それでは、前日にシナリオが完成したにも関わらず、
そこそこ大成功であった"寸劇"を解説いたします
では
◆『どげんかせんといかん!』~みんなで希望を支える~◆
(↑↑寸劇のタイトル)
をどうぞ。。。
入院中の植木さん(宮崎出身)のお部屋へ犬塚看護師が訪室。
犬塚看護師:(トントン)「失礼いたします」
犬塚看護師:「夜はゆっくり休めましたか?」
植木さん:「いろんなこと考えちゃって…」「もう1度宮崎に戻りたいな~」
(犬塚看護師:ん!!ひらめいた!!)
↓↓詰所に戻って相談中(左は原口看護師長)
犬塚看護師:「何か自分たちにできることはないですかね~?」
原口師長:「宮崎と言えばひょっとこでしょう!!!」
「ひょっとこの名人を知ってるから電話してみましょう」
ということで、植木さんのもとへやってきてくれた
日向ひょっとこ隊の皆さん↓↓
植木さん:「宮崎に帰れた気分になりました。ありがとう」
・・・・・
石丸医師:「植木さん、調子はどうですか?」
植木さん:「ここからは車や建物しか見えませんね」
「私の家からは海が目の前に見えるんですよ」
石丸医師:「そうですね~」
(石丸医師ひらめいた波の音が出るアレだ!!!)
シャラシャラシャラ~シャラシャラシャラ~
シャラシャラシャラ~シャラシャラシャラ~ (←波の音)
(石丸医師:カモメの鳴き声のアドリブ?)
植木さん:「先生ありがとう」「この病院で海を感じられるなんて…(感動)」
・・・・・
宮本栄養士:「植木さん、栄養士の宮本です」「病院のお食事はどうですか?」
「苦手なものとかはないですか?」
植木さん:「いつも美味しくいただいてます」
「欲を言えば地鶏の炭火焼きが食べたいんだけど…。ここじゃ無理よね」
(宮本栄養士ひらめいた)
(犬塚看護師の気持ち:ベランダで焼いて食べさせてあげたい。そんな気持ち)
犬塚看護師・宮本栄養士:「植木さんどーぞー!!!」
(本物の地鶏の炭火焼きであった…)
植木さん:「すごく美味しい~」「故郷の味がする…」
・・・・・
原口看護師長:「植木さ~ん、お客様ですよ~」
「宮崎からバンドのメンバーが面会に来られてますよ~」
(バンドメンバーとは久しぶりの再会)
「おーー、植木久しぶりーーー!!!!!」
植木さん:「なりちゃーん!!!!!ありがとう!!!!!」(なりちゃん=東成幸技師長のことである)
「よし!あの頃の曲をやっちゃおうぜーー」
植木さん:「ありがとう、みんな…」
・・・・・
っとまぁ、写真と文字で寸劇を解説するのって本当に難しいですね
今回は談話室に入れない方までいらっしゃり
スタッフステーションの中のスタッフも皆こちらを向いておりました。
その後は、お昼寝上がりの院内託児所「ゆりんこ」のお友達から
この日のために練習してきたお遊戯のお披露目がありました。
いつも患者さんや職員の癒しになってくれてありがとう
の気持ちを込め、4階スタッフ手作りのメダルをプレゼントです
楽しかった『お月見会』の最後は、恒例となりました炭坑節であります。
ボランティアさんの作ってくださったお団子↓↓↓
モチッモチして最高に美味しかったです
おかげさまで、"月見団子"を楽しむことができ、患者さんやご家族からも大好評でした
その他、今回は近隣住民の方にもご参加いただきスタッフ一同大変喜んでおります。
本当にありがとうございました。
<ホームページ委員 吉田>
とうとう今年も10月がやって参りました。
皆さん、ご機嫌はいかがですか
『ブログ楽しみにしてますよ!!!』
数日前、とある社長さんからそのようなお声掛けをいただきました。
私、単純なものですから、定期的にそのようなお声掛けをいただきますと
メラメラきてしまいます (またヨロシクお願いします^m^笑)
というわけで、間が空いてた部分の出来事をアップしたいと思います
(あ、間は大切なんですけどね)
それでは…
9月25日(水)に緩和ケア病棟で恒例のお寿司会が行われました。
今年も寿司割烹"江戸銀"から寿司職人の小林さんが仕事の休みを使い
入院中の患者さんのもとへ"幸せ"を届けに来てくださいました。
隣りにいるのは寿司職人見習いの犬塚医師です
まぁ何と言いましょうか…小林さんの握るお寿司、本当に美味しいんです
この日は春吉中学から職場体験に来ていた学生さんがウエイトレスさんをしてくれました。
で
ジャーーーーーン!!!!!
握り4点盛りです
↓↓こちら食べかけの巻物。(なんとも撮影が間に合わずに申し訳ゴザイマセンm(_ _)m)
流動食の患者さんが「マグロが食べたいなぁ」とおっしゃられた為
主治医と悩んだ末、トロットロに叩いて出してくださいました。
一方、こちらは少しずつしか食事の入らない患者さんに
小さなお寿司を握ってくださいました。
これぞ、職人小林さんの お・も・て・な・し です
おもてなしついでに
職員による"わさび寿司ロシアンルーレット~"\(~o~)/
1組目、5人中3人が大当たりという素晴らしい勝負でした!!!
2組目は私が出場したので写真がございません。
そして私、大当たりを引いてしまったのであります…(ーー;)
入院患者さんも時には笑い、時には美味しいものを食べたいですよね
その願いを叶えてくださった江戸銀の小林さんをはじめ
ボランティアの方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m
10月9日(水)には「世界ホスピス緩和ケア週間」にちなみ、
お月見会(ふれあい体験)を行います。
詳細はこちらをご覧ください。
皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
<ホームページ委員 吉田>
まつり???
まさかねぇ~
こないだ夏まつり終わったばかりなのにねぇ~
そんな声がちらほらと聞こえてくる中
まままさかっ!!!
この射的といい
この浮き輪といい
このラムネといい
えぇーーーっ!!
これはまさかっっっ!!!
そう、緩和ケア病棟の夏まつりが8/10(土)に開催されました
引っ張り過ぎて申し訳ございません。。。
当日はこのようにボランティアさん達の協力を得て
チョコバナナ↑↑や、たこ焼き↓↓の露店?が談話室内にでき
ティッシュをそうめんに変えてしまうというマジシャン↓↓まで来ていただき
お子さん達もとても楽しそうに祭りを楽しんでありました
事務長のギター&音楽療法士のピアノセッションが披露され、
続いて患者さんを交え「少年時代」の大合唱も行われました
射的では真剣に打ち抜かれる原口医師・植木師長・病棟スタッフ…
夏の風物詩"流しそうめん"ではキャッチできずにご麺なさーいm(_ _)m
ラムネ早飲み競争では患者さんやご家族も参加され非常に白熱いたしました
かき氷の早食い競争ではダントツでボランティアさん(左から2番目)が優勝!!!
最後は炭坑節を踊り、緩和ケア病棟の夏まつり終了ーーー!!!
と思いきや、、、踊りと曲の最後が初めて合って気持ちよかった!!!
との理由で、もう1曲炭坑節を踊り、夏まつりを終了いたしました
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。。。
尚、緩和ケア病棟では随時ボランティアの方を募集いたしております。
今年度も来月9月から全6回にわたり『ボランティア養成講座』を開催いたします。
緩和ケアにご興味のある方はお気軽にご参加ください。
詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。
<ホームページ委員 吉田>
8/1吉日/
那珂川病院の4階バルコニーに夏の節電対策として育てていた…
いや、
地球温暖化防止のために育てていた…
いや、
4階病棟に入院していた藤さんが真心込めて育てていた
グリーンカーテン(家庭菜園)の収穫を行いました
藤さんは7月末に当院を退院され、この日が初めての外来受診日。
14時半に4階病棟に顔を出された藤さん、気が付けばもう収穫されていました
大きいのから小さいのまで。。。そして、細いのから太いのまで。。。
これだけのお野菜を収穫しましたよ~\(~o~)/↓↓
中にはゴーヤの鶴が巻きつき、締め付けられ感のあるキューリがあったりと
自然ってやっぱり凄いなぁ~…ですね
そして、
藤さんの奥様が見守られる中、収穫したお野菜の料理が4階談話室で始まりました
『うちじゃー全く料理なんかしないんですよ!!』と奥様から言われながら藤さん。
九州男児はそげんありますもんね。(しきってもせんとが九州男児ですもんね)
そげんです。そげんです!!!
担当看護師と植木師長と3人並んで作業分担。
しかし、植木師長のゴーヤの種取りに納得いかないご様子の藤さん↓↓笑
↓↓こーーんな綺麗に取ってくれました
『ここをしっかり取らんと苦いからね』と藤さん。
(そげんです。そげんです!!!男の料理はこげなとこが大事とですよねー)
一方、
植木師長が取り損ねた苦い部分↓↓↓
↑↑こーーんなにありましたアワワ
そして、外来診察の心配をしながら器用に料理をされているところに
なんと、主治医の月江医師が病棟まで上がって来てくれました
この立ち話で診察は終了(なんと藤さんは包丁を持って診察を受けておられました。w)
浅漬けであります↓↓
その横で担当看護師による佃煮の調理。
みそ汁を作るのに鍋の大きさで悩む3人の料理人たち
(↑↑調味料は担当看護師がぜーーんぶ筑紫野の自宅から籠に入れて車で持ってきたものであります)
湯剥きトマトおいしそーーーっ!!!
モロキュー用のもろみも3種類の味(普通の・甘いの・生姜味)が用意されました。
そして入院患者さんを含む6人で美味しくいただいたのでした
素敵で仲良しな藤さんご夫婦がとても羨ましく感じました
貴重なお料理を我々スタッフにまで振る舞っていただきありがとうございました。。。
<ホームページ委員 吉田>