「世界ホスピス緩和ケアデー(10/12)」を最終日とした1週間
平成25年度は10月6日(日)~12日(土)を「ホスピス緩和ケア週間」とし、
毎年、全世界でホスピス緩和ケア啓発のためのイベントが開催されます。
当院でも、『お月見会』において、ふれあい体験を企画いたしました。
入院患者さんに昼間にお月見をしていただこうというこの『お月見会』
まずは"弥永西ドレミの会"鐘ヶ江さんのピアノ演奏に合わせて
懐かしい季節の歌2曲を患者さんたちと合唱しました
入院患者さんが2人の弟子(看護師)を率いて
得意の"皿回し"を披露してくださったり、
当院職員による"寸劇"が披露されました
それでは、前日にシナリオが完成したにも関わらず、
そこそこ大成功であった"寸劇"を解説いたします
では
◆『どげんかせんといかん!』~みんなで希望を支える~◆
(↑↑寸劇のタイトル)
をどうぞ。。。
入院中の植木さん(宮崎出身)のお部屋へ犬塚看護師が訪室。
犬塚看護師:(トントン)「失礼いたします」
犬塚看護師:「夜はゆっくり休めましたか?」
植木さん:「いろんなこと考えちゃって…」「もう1度宮崎に戻りたいな~」
(犬塚看護師:ん!!ひらめいた!!)
↓↓詰所に戻って相談中(左は原口看護師長)
犬塚看護師:「何か自分たちにできることはないですかね~?」
原口師長:「宮崎と言えばひょっとこでしょう!!!」
「ひょっとこの名人を知ってるから電話してみましょう」
ということで、植木さんのもとへやってきてくれた
日向ひょっとこ隊の皆さん↓↓
植木さん:「宮崎に帰れた気分になりました。ありがとう」
・・・・・
石丸医師:「植木さん、調子はどうですか?」
植木さん:「ここからは車や建物しか見えませんね」
「私の家からは海が目の前に見えるんですよ」
石丸医師:「そうですね~」
(石丸医師ひらめいた波の音が出るアレだ!!!)
シャラシャラシャラ~シャラシャラシャラ~
シャラシャラシャラ~シャラシャラシャラ~ (←波の音)
(石丸医師:カモメの鳴き声のアドリブ?)
植木さん:「先生ありがとう」「この病院で海を感じられるなんて…(感動)」
・・・・・
宮本栄養士:「植木さん、栄養士の宮本です」「病院のお食事はどうですか?」
「苦手なものとかはないですか?」
植木さん:「いつも美味しくいただいてます」
「欲を言えば地鶏の炭火焼きが食べたいんだけど…。ここじゃ無理よね」
(宮本栄養士ひらめいた)
(犬塚看護師の気持ち:ベランダで焼いて食べさせてあげたい。そんな気持ち)
犬塚看護師・宮本栄養士:「植木さんどーぞー!!!」
(本物の地鶏の炭火焼きであった…)
植木さん:「すごく美味しい~」「故郷の味がする…」
・・・・・
原口看護師長:「植木さ~ん、お客様ですよ~」
「宮崎からバンドのメンバーが面会に来られてますよ~」
(バンドメンバーとは久しぶりの再会)
「おーー、植木久しぶりーーー!!!!!」
植木さん:「なりちゃーん!!!!!ありがとう!!!!!」(なりちゃん=東成幸技師長のことである)
「よし!あの頃の曲をやっちゃおうぜーー」
植木さん:「ありがとう、みんな…」
・・・・・
っとまぁ、写真と文字で寸劇を解説するのって本当に難しいですね
今回は談話室に入れない方までいらっしゃり
スタッフステーションの中のスタッフも皆こちらを向いておりました。
その後は、お昼寝上がりの院内託児所「ゆりんこ」のお友達から
この日のために練習してきたお遊戯のお披露目がありました。
いつも患者さんや職員の癒しになってくれてありがとう
の気持ちを込め、4階スタッフ手作りのメダルをプレゼントです
楽しかった『お月見会』の最後は、恒例となりました炭坑節であります。
ボランティアさんの作ってくださったお団子↓↓↓
モチッモチして最高に美味しかったです
おかげさまで、"月見団子"を楽しむことができ、患者さんやご家族からも大好評でした
その他、今回は近隣住民の方にもご参加いただきスタッフ一同大変喜んでおります。
本当にありがとうございました。
<ホームページ委員 吉田>